基本は三分割法
安定感のある構図で生み出された作品は、観た途端、スッと作品世界に入っていくことができます。逆にそうでない作品は、まず「ん? 何かが違う」「写真が下手だな」と感じてしまうことでしょう。では、その安定感ある構図とはどのような作品のことを言うのでしょうか。
写真には、被写体を3つに分けて捉える3分割法というのがあります。たとえば目の前に空と海が広がっていたとします。空1、海1でなく、空1/3、海2/3、もしくは空2/3、海1/3にして写真を撮るのです。そうやって生み出された作品は、不思議と人の目には美しく見えるようになるのです。

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