MAZDA CX-5に搭載されているマツダコネクト(マツコネ)は、Apple Car PlayとAndroid Autoに対応しています。私はAndroidユーザーです。いままで何度かAndroid AutoでGoogleマップを使ったことがありますが、長続きはしませんでした。なぜなら使い勝手が悪かったからです。最大の原因は、Android Autoに接続すると、スマホでの操作ができなくなることでした。しかし、2023年7月、Google側のアップデートにより、ついに車のモニターとスマホの同時表示が可能になったのです。
同時表示が解禁
私の場合、まずはスマホのGoogleマップで目的地を検索し、旗マークをつけます。数年前から行っているハッピードリンクショップを巡る旅では、地図上に幾つもの旗マークがつくことになる。
以前は、車に乗り込み、マツコネにスマホを接続、いざGoogleマップを使おうとしても、スマホでの操作ができないので、音声入力などで新たに目的地を設定する必要がありました。当然、車のモニターから旗マークを選ぶこともできない。これではAndroid AutoでGoogleマップを使う意味がなかったのです。
しかし今回、車のモニターとスマホの同時表示が可能になったことにより、使い勝手は劇的に向上しました。スマホ側で目的地をタップし、「ナビ開始」を押すとすぐに道案内がはじまります。まさに夢のようです。
100人中100人がこの同時表示を求めていたと思うのですが、なぜGoogleは解禁しなかったのか。おそらく「ながら運転」を防止するためでしょう。スマホの操作を無効にすることにより、運転前と運転後の「設定」までもが犠牲になっていたのです。
二画面表示に対応
アップデートには、地図と音楽の二画面表示も含まれていました。
私はたまにAmazon Musicで音楽をシャッフル再生しているのですが、ナビ画面表示のとき、「これって誰の曲?」と気になって仕方がありませんでした。二画面表示になったことで、曲名はもちろん、ジャケット写真まで表示されるようになったのです。もちろん、Googleマップの全面表示もできます。
スマホのナビはどんどんと便利になっていきますね。今後、車載ナビは必要なくなってくるのかもしれません。最新の道路や施設、渋滞情報に関しては、常に情報がアップデートしているスマホの地図には叶わないわけですから。
Googleマップの道案内はなかなか優秀ですが、やはり車載ナビのように、高速道路のサービスエリアの情報や、交差点が近づいてきたときの車線のイラストマップは欲しい気がしています。
それらがきちんと表示されるのが「Yahoo!カーナビ」です。ヤフーには、「Yahoo!マップナビ」と「Yahoo!カーナビ」の二つがあり、私がよく使っているのはYahoo!カーナビの方です。(ヤフーさん、二つあると多くの人が戸惑うので、統合した方がいいと思います!)
「Yahoo!マップナビ」はすでにAndroid Autoに対応しています。しかしGoogleマップナビのような、車のモニターとスマホの同時表示はできません。
「Yahoo!カーナビ」は、2023年夏にAndroid Autoに対応予定とのこと。こちらの方も楽しみですね。
#アンドロイドオート #グーグルマップ #AndroidAuto #GoogleMap #同時表示 #二画面表示 #アップデート