カメラにメモリーカードを入れる
カメラとレンズを手に入れた皆さんは、早く写真を撮りたくてウズウズしていることでしょう。机の上には、書店で買った「初めての一眼レフ&ミラーレス」というような本が何冊か置かれているかもしれません。
まずはその本のページを開いてみてください。口絵には、著者が撮った素晴らしい写真と共に、写真という趣味が加わると人生が楽しなるというような文章が書かれているでしょう。読みはじめるとどんどんと期待感が膨らんでいくはずです。しかし、5ページ、6ページあたりから、「ん」と感じてくるかもしれません。そう、「ホワイトバランス」とか「JPEG、RAW」とか「ダイナミックレンジ」とか、何やら横文字の専門用語ばかり出てきて、途端に難しくなってくるからです。メカに弱い人は、まずはここでデジタルカメラに拒否反応を示すと言われています。でも、ご安心ください。それらの小難しいことは、写真撮影を楽しむ上でそれほど重要ではないのです。ホワイトバランスやダイナミックレンジなどは、料理で使うスパイスのようなものだと思ってください。当然、スパイスがなくても料理は作れます。
40才以上の方は、過去に一度は買ったことがあるフイルムカメラ。カメラ背面にある裏蓋を開け、本体にフィルムを詰め、そしてシャッターを切るだけで写真を撮ることができました。基本、デジタルカメラもそれと全く同じです。画像の記録がフィルムからメモリーカードに切り替わっただけなのです。
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