- 2021年9月9日
- 2025年1月31日
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【連載・写真のひみつ】第36回 「赤」について
意外に少ない赤をテーマにした作品写真をはじめてから生み出した作品は1億カットを超えているでしょう。フィルムはスリーブとマウントの状態で大型のキャビネットに、デジタルは撮影日ごとのフォルダに分けてハードディスクに保存しています。 海外や国内の風景をはじめ、ポートレートやスナップなどの人物、建築やインテ […]
意外に少ない赤をテーマにした作品写真をはじめてから生み出した作品は1億カットを超えているでしょう。フィルムはスリーブとマウントの状態で大型のキャビネットに、デジタルは撮影日ごとのフォルダに分けてハードディスクに保存しています。 海外や国内の風景をはじめ、ポートレートやスナップなどの人物、建築やインテ […]
青の魅力青には、水色のような薄い青から、群青といわれる濃い青まで、幾重ものバリエーションがあります。青の変化を最も身近に感じることができるのが空です。朝方はうっすらとした青。8時を過ぎると青味が増し、お昼頃には真っ青になります。夕暮れ時はふたたび薄くなりますが、夜の闇が訪れる前に、空が濃紺に染まるブ […]
作品の中の緑旅先で撮影した写真を見返し、「色」を意識してみください。おそらく最も多く写っている色は「緑」になると思います。山、森、林、 草原、田んぼ、畑……と日本の風景にはいたるところに緑があふれています。東京のような大都会であっても、意外と街路樹や観葉植物などの緑が多いことに気づきます。 当然、プ […]
空が黒くなる時間「夜」とは、日の入りから日の出までの時間帯のことを指します。しかし、マジックアワーやブルーモーメントを好む私は、夜の時間帯を勝手に「空が黒い時」にしています。 夜は毎日訪れるので、昼と同じような感覚で写真を撮ることも可能です。でも33年間の写真人生の中で、夜に生み出した作品はほんの一 […]
事前に場所を決めてしまうブルーモーメントの時間帯はおよそ15〜20分です。この間に写真撮影を行うとなると、せいぜい2〜3カットしか撮ることができません。そのため、どの場所で、何を撮るか、を事前に決めておいた方がいい。大切になってくるのがロケーションハンティング、いわゆるロケハンです。 私はどこにいる […]
ブルーモーメントマジックアワーの中に、「ブルーモーメント」と呼ばれるもう一つの魅力的な時間帯が潜んでいます。 夕陽が沈むと、空はピンクやパープルの淡い色彩に染まります。そんな状態が30〜40分続いた後、空が紺色に変化する時間帯が訪れます。このマジックアワーのファイナルを飾る10〜15分の「青い時」が […]
日没2時間前夕方、太陽が西の空に傾きはじめると、光は斜めから差し込むようになり、風景の明暗がより明確になっていきます。加えて、光は徐々に赤味を増してくるので、風景に力強さが宿っていくのです。4色(CMYK)の印刷物では、赤を強くすると写真のボリュームが増しますが、それと同じことが自然界でも起きていま […]
特別な時間風景作品のベストショットは、よく朝の時間帯に生み出されると言われています。私も海外を旅しているときは必ず早起きをしてフィールドへと出掛け、朝が見せてくれる様々な表情にカメラを向けています。 朝日と夕日は色味が異なります。朝日は黄味が、夕陽は赤味が強くなる。光は赤より黄の方が優しく感じるので […]
霧の魅力私が最も興奮する自然現象の一つに「霧」や「靄」があります。どちらも地表付近に発生した雲で、空中に浮かんだ無数の微少な水滴からなっています。微少水滴は光を散乱し吸収するので、霧の中では見通しが悪くなります。気象学では、視程1km以下が霧で、1km以上を靄と呼んでいるようです。 霧にカメラを向け […]
よく降る雨旅先では、晴れ、曇り、雨が交互にやってきます。雨の日は自然とモチベーションが下がりますが、写真を撮らないわけではありません。たとえば3日、5日と最初から滞在日数が決められている依頼仕事では、たとえ大雨であっても通常通りに取材を行っています。 作品作りのために行う海外・国内取材は、いつも2週 […]
写真撮影は曇りがベスト写真撮影は、「曇りの日」がベストと言われています。私は旅先のホテルに滞在しているとき、朝起きて曇り空を目にすると、小さく「ラッキー」と声を発し、ウキウキしながら撮影に出掛けます。もちろん曇りの日は、晴れの日のような派手な写真を撮ることは出来ません。しかし、「作品」を生み出せる確 […]
空の青さについて撮影旅行に出掛ける前にまず気になるのは天気です。「晴れ」「曇り」「雨」の中で、多くの人が望んでいるのは「晴れ」でしょう。では写真撮影において、なぜ晴れは人気が高いのでしょうか。私は、空に「青さ」が宿るからだと考えています。そしてその青さは、生み出される作品の良し悪しに大きな影響を及ぼ […]