- 2022年2月23日
- 2023年6月22日
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【連載・写真のひみつ】第44回 構図04
縦で撮る3:2や4:3など縦横比が異なるイメージセンサーを持つカメラは、カメラの向きを変えて写真を撮ることにより、横と縦の二つのパターンの写真を生み出すことが可能です。しかし9割以上の人が横で写真を撮ると言われています。私自身が34年間で生み出してきた作品を見ても、8割以上が横でした。 写真家として […]
縦で撮る3:2や4:3など縦横比が異なるイメージセンサーを持つカメラは、カメラの向きを変えて写真を撮ることにより、横と縦の二つのパターンの写真を生み出すことが可能です。しかし9割以上の人が横で写真を撮ると言われています。私自身が34年間で生み出してきた作品を見ても、8割以上が横でした。 写真家として […]
基本は三分割法安定感のある構図で生み出された作品は、観た途端、スッと作品世界に入っていくことができます。逆にそうでない作品は、まず「ん? 何かが違う」「写真が下手だな」と感じてしまうことでしょう。では、その安定感ある構図とはどのような作品のことを言うのでしょうか。 写真には、被写体を3つに分けて捉え […]
バランスを整えるときめく被写体と出会うと、構図を変えながら数枚の写真を撮ります。そのとき常に意識しているのが「バランス」です。 たとえば空に浮かぶ満月を撮るとします。この場合、画面のどの位置に月を置くのがベストでしょうか。正解はど真ん中です。上下と左右の空きが均等になるので、センターが最も座りのいい […]
構図は十人十色ビジュルアルアートにおいて画面を構成することを「構図」と呼んでいます。つまり写真を撮るということは、目の前にある世界をカメラで切り取り、構図を生み出していくことにでもあるのです。 旅をしているときに心ときめく被写体と出会ったとします。写真を撮り慣れている人は、シャッターを切る前に構図 […]
銀色の被写体80年代、多くの一眼レフカメラにはシルバーボディとブラックボディがありました。オリンパスOM10にも2種ラインナップされており、商品カタログのイメージ写真には、シルバーとブラックの機種が交互に紹介されていたのです。 購入時、私は迷うことなくブラックボディを選びました。黒の方が重厚感があり […]
黒い夜景クリスマスの写真集『SILENT NIGHT(サイレントナイト)』を制作していたとき、黒をテーマにした作品が少ないことに気づきました。写真集は、東部カナダのクリスマスのイルミネーションを雪景色と共に紹介していく構成です。20年間の中で撮り溜めたポジフィルムの中から作品を選んでいたら、ライトテ […]